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TOP コラム アンバサダー 美容医療の学びを積み重ね、患者様に寄り添えるカウンセラーとして“愛されるクリニックづくり”を目指しています。
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アンバサダー

美容医療の学びを積み重ね、患者様に寄り添えるカウンセラーとして“愛されるクリニックづくり”を目指しています。

美容医療の学びを積み重ね、患者様に寄り添えるカウンセラーとして“愛されるクリニックづくり”を目指しています。

名前: 古松 智 (フルマツ トモ)
SNS: tomo_ba1016
所属: べっぷ内科クリニック 美容皮膚科

大手エステサロンで15年間勤務したのち、現在は京都府宇治市にある「べっぷ内科クリニック 美容皮膚科」で美容カウンセラーとして働いております。

当クリニックは地域密着型の医療機関で、「安心・安全」「感謝・貢献」を信念に、美容医療にも力を入れています。

「綺麗になってよかった」「毎日が楽しくなった」──そんなお声をいただける瞬間が、私の何よりのやりがいです。

美容医療を通じて、 健康寿命を延ばし、人生をより前向きに楽しんでいただけるよう、日々学び続け、成長を重ねています。

今までのご経歴を教えてください。

美容専門学校を卒業後、大手エステサロンに入社し、15年間勤務いたしました。在籍中は責任者やディレクターとして店舗運営やマネジメント業務を経験し、結婚・出産を機にパートタイムに切り替えた後も、カウンセラーとしての業務を中心に、優良顧客様の接客やスタッフの教育なども兼任しておりました。

その後、現在勤務している当院の美容皮膚科クリニックに転職し、美容カウンセラーとして従事しております。

美容カウンセラーになろうと思ったきっかけを教えてください。

美容カウンセラーになろうと思ったきっかけを教えてください。

前職の大手エステサロンに入社して3年目に、店舗責任者を任されるようになり、仕事に情熱を注いで取り組んできました。

その後、結婚・出産を経験し、以前のような働き方が難しくなったものの、「中途半端な形では働きたくない」という想いから、スタッフやお客様とのご縁を大切にしながら、パート勤務として10年間現場に立ち続けました。

そして35歳のとき、「40歳までに新しい環境で自分らしく働く人生を築きたい」と強く思い、転職を意識するようになりました。子育てやコロナ禍を経験する中で、社会貢献の大切さを実感し、次の仕事は“医療分野で”と心に決めました。

さらに、美容は私にとって人生に欠かせない大切な分野であることから、美容医療のカウンセラーという道を選びました。

美容カウンセラーに転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?

転職を決めたとき、周囲からは驚かれ、心配の声も多くありました。「ずっと今の仕事を続けていくと思っていた」「責任者もしていたし、今の職場のほうが融通も利いていいんじゃない?」といった声もありました。

でも、そうした言葉を聞いたことで、逆に私は“ぬるま湯”に浸かっていたのだと気づき、転職への気持ちはますます強まりました。

初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?

新卒から約15年ぶりの転職活動だったため、中途採用の現場でどのような人材が求められているのか、また履歴書の書き方や自己アピールの方法など、一つひとつ丁寧に見直しながら進めました。

今の職場の人事担当の方も、私の話をじっくり聞く時間をしっかりと設けてくださり、自分自身も「どんな思いで転職したいのか」を深く考えたうえで行動できたと思います。

また、前職を離れる際には、お世話になったお客様一人ひとりにしっかりご挨拶することもでき、気持ちよく新たなスタートを切ることができました。

美容カウンセラーになる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

美容カウンセラーになる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

エステティシャンとして働いていた頃はパートタイム勤務だったため、比較的お休みも多く、時給も高めでした。ただ、店舗が繁華街の中心にあったため、通勤には片道1時間ほどかかっており、時間的な負担が大きかったです。

現在は、自転車で通える距離にある職場で、子育てと両立しやすい時間帯で働かせていただいています。正社員として勤務していますが、残業はゼロ。毎日忙しくはありますが、家庭と仕事をしっかりと分けることができています。

以前に比べて家で過ごす時間は少なくなりましたが、その分、子どもと過ごす時間の「質」を大切にするようになりました。休日には、たっぷり時間をとって一緒に遊んだり、旅行やお出かけを楽しんだりして、家族の思い出をたくさん作るよう心がけています。

美容カウンセラーになる前となってからで美容カウンセラーに対する印象の違いはありますか?

もともとエステサロンでもカウンセラーとして勤務していたため、美容医療におけるカウンセリング業務に対して、最初は大きな印象の違いは感じていませんでした。ただ、実際に美容医療の現場に立ってみて、明確に異なると感じたのは「医療である」という責任の重さです。

エステでは医療行為ではないため、禁忌事項や副作用、ダウンタイムも少なく、お客様がどうしても希望される場合は、注意点をお伝えしたうえで施術に進むケースも多く、売上を重視する場面もありました。

一方、美容医療では、患者様の安全が最優先です。たとえ売上につながる内容であっても、禁忌に該当する点が一つでもあれば、必ずその旨を丁寧にご説明し、施術はお断りするという判断が求められます。

美容医療におけるカウンセリングとは、「美しさを提供する前に、患者様の健康と安全を守ることが何より大切である」という姿勢が根底にあるのだと、あらためて実感しています。

美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?

私はこれまで個人クリニックでの勤務経験しかありませんが、顧客数が限られている分、患者様お一人おひとりの満足度が見えやすく、それが大きなやりがいにつながっています。

その反面、一人ひとりにしっかり向き合う分だけ責任も大きくなるため、患者様との対話を通して理想の姿を明確にし、そこまでのストーリーを丁寧に描ける判断力とコミュニケーション力が求められると感じています。こうした力を発揮できる方には、個人クリニックが向いていると思います。

一方、大手クリニックは来院数が多く、時間管理や効率的な対応が求められるため、タイムマネジメントが得意な方に向いていると感じます。また、大手では症例数が豊富なため、幅広い施術を学ぶ機会が多く、さまざまな知識や経験を積みたい方には魅力的な環境です。

マニュアルや研修制度がしっかり整っている点も特徴で、美容カウンセラーが初めてという方にとっては、基礎から安心してスキルを身につけられる良い環境だと思います。

40代、50代以上になっても美容カウンセラーとして働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?

40代、50代以上になっても美容カウンセラーとして働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?

40代・50代の美容カウンセラーに求められるのは、やはりこれまでの経験に裏打ちされた豊富な知識だと思います。長年の現場経験を通じて培った判断力や提案力は、お一人おひとりに合ったご提案ができるだけでなく、言葉に重みや信頼感を持たせることができると感じています。

また、年齢を重ねたからこそ身につく「柔軟な対応力」も大きな強みです。患者様のタイプや状況に応じて臨機応変に対応できること、さらにクレームやトラブルが発生した際には、「聞き上手」「察する力」「共感力」といった人間力が問われる場面も少なくありません。
そうした対応力も、経験を重ねてきたからこそ発揮できるスキルだと思います。

美容カウンセラー魅力ややりがいに感じることを教えてください。

正直に言うと、私は「営業」という仕事が得意なタイプではありません。でも、人の悩みに共感し、「少しでも自分を変えたい」と願う気持ちに寄り添い、その背中をそっと押してあげること – それこそが、自分のやりたいことだと心から感じています。

私自身、コンプレックスの塊で、自信が持てずに立ち止まってしまうことがたくさんありました。でも、立ち止まっていても時間は進んでいきます。

だからこそ、もし誰かが「大丈夫だよ」と共感して背中を押してくれたなら、明日を少しだけ前向きに生きられるのではないか – そう思うようになったんです。だから私はこの仕事を“営業”とは思っていません。

「人生を前に進めるお手伝い」だと捉えています。

悩みが解消されたときに、ふと私との会話を思い出してもらえたら、これ以上に嬉しいことはありません。この仕事は、まさに私にとっての“天職”だと感じられる瞬間です。

今後の目標があれば教えて下さい。

私はまだ美容医療の世界では学びの途中にいます。知識豊富なスタッフに置いていかれないよう、日々必死に食らいつきながら学びを重ねています。毎日が新しい発見の連続で、本当にワクワクしながら仕事に向き合っており、そんな大好きなことを仕事にできている今、自分は本当に幸せ者だと感じています。

今後の目標は、患者様一人ひとりの悩みにしっかり寄り添い、より幅広い分野に対応できるカウンセリング力を身につけることです。そして、日々の学びを積み重ねて、将来的には当院にまだ存在しない「カウンセラー職」という専門的なポジションを確立させたいと考えています。

地域に根ざしたクリニックとして、保険診療と自費診療の両方の良さを活かしながら、患者様の立場に立った“愛されるクリニック”をつくっていくこと──それが、私の大きな目標です。

これから美容カウンセラーにチャレンジする方にメッセージをお願いします!

美容カウンセラーは、これからますます発展していく職業だと自信を持って言えます。どれだけIT化が進んでも、カウンセリングは“人と人”のコミュニケーションでしか成り立ちません。また、環境の変化やストレス社会の中で、悩みを抱える方は今後ますます増えていくと思います。確かに、日々勉強が必要で大変な部分もありますが、そのやりがいはとても大きい仕事です。

美容が好きな方、人が好きな方、誰かのために力になりたいという想いを持っている方にとっては、本当に向いている職業だと思います。まずは、履歴書を書いてみてください。応募はまだ先でも大丈夫。

「いつでもチャレンジできる状態」をつくることが、第一歩になると思います。もし不安や悩みがあれば、私でよければお話を聞くこともできます。心から応援しています。ぜひ、一緒に美容医療の世界で頑張りましょう!